2016年以降、円決済、外貨決済にかかわらず、為替差損益を含めて譲渡損益・償還差損益を計算します。
具体的には、取得価額は取得時(約定日)の為替レート(もしくはTTS)をかけて計算し、譲渡・償還金額は譲渡・償還時(約定日)の為替レート(もしくはTTB)をかけて計算します。そして、その差額が上場株式等の譲渡所得等として申告分離課税の対象となります。
原則、確定申告が必要となりますが、特定口座(源泉徴収あり)の場合は申告不要となります。ただし、外貨決済の場合でも税額の徴収は円貨で行われますので、ご注意ください。
※TTS・TTBについて外貨で決済をした場合で、三菱UFJ銀行の公示レート+スプレッドを参照します。